身体の開きを抑えて球速・制球アップする投手用グラブの考案

投手専用で投げるためグラブを当店&Flexトレーニング担当まっちゃん(松崎)と考えております。

投げるためのグラブ

投球を重視した投げるためのグラブを作りたいと考案中です。

「身体の開きを抑えつつ、自然と回内に入りやすいことで球速・制球アップを実現」「身体の開きを抑えて肩肘に負担の少ない投げ方に」することが考案中グラブの目的です。

本来はボールを捕るためのグラブとしての機能が求められるべきではありますが、捕りやすさは多少度外視することになります。

親指が利いた方がいい

左右の腕で動きが連なります。グラブの中の指の動きというのは重要で、投げるためのグラブにはその動きを妨げないことが求められます。

グラブが投げるときの動きを邪魔しないこと

投手用グラブの縦型・横型がありますが投手用は横型がいかにもというような思い込みを持たれている方が多いのではないかと思います。

オーバー、スリークォーター、サイドと腕の出どころでマッチするグラブは変わってきますが、基本的には親指が硬くなり過ぎない、親指の利く投手用グラブが万人にとって理想になるのではと考えます。

意識を向けられること

投げるためのグラブにすることで左腕(右投の方の場合)のリードを最適化します。

指先の手触り感や握り込みやすさの差を付け、勝手に力が入る・意識が向く仕掛けを、グラブへ作っていきます。

まずは既製品加工で

昨年秋頃から考案しはじめてある程度こうしたら結果を出せるというイメージは出来上がってきておりますが、まずは既製品への加工で実現できないかと考えております。

こちらは元々が超縦型の投手用グラブですが、加工をすすめ、投げるための型付けを施しました。

親指がグッと利くことで、投球時の画像の形をとりやすく、左肩の開きを抑えることができる、自然に回内動作に導くことができます。

考案者がこちらのグラブと普段使いのグラブで球速を比較したところ、2キロUPの効果がありました。

この結果についてはもちろん参考程度にしかなりませんが、投げやすさでいったらこちらの加工済みグラブとのこと。

今後について

既製品への加工には限界がありますので、投手用グラブとして新たに販売できるように試作していきたいと思います。

ただ、本当はお手持ちのグラブを加工して投げやすくなる方が良いと思いますので、既製品への加工方法も研究していきたいと思います。進展がありましたらまたブログに投稿させていただきます。

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