最近入荷の軟式グラブ「ミズノ TECH FIRE」についてです!
未来感のある人工素材成形パーツ
ミズノから発売の「テックファイア」は2022年秋冬モデルから発売された割と新しい商品になります。
親指・バンド・小指薬指がEVA成形パーツになっており、ドット柄や凹凸が少しメカっぽいです。笑
それでいて従来からの革製レースが通っている、革のハミダシで縫い合わさっているので、進化したグラブ・近未来のグラブという雰囲気を醸し出していませんか?
人工素材成形パーツの硬さが良い
この人工素材パーツは、凸部分は充分な硬さあり、凹部分はフレックスあり、というように硬度調整されています。
使用していく中でどうなるか?は正直不明ではありますが、劣化はしなさそうというのが触った感じの感想です。
親指小指やバンドなどは使用するほどに柔らかくなっていきますが、それが革製グラブのデメリットと考えることもできます。
人工素材の厚みや形でそのデメリットを補っているように見えます。
人工素材で軽量
しかも見た目「安そう」って思われるかもしれませんが、その見た目の通り軽いです。
革製グラブは油や土が付着していき重くなりますが、こちらは人工素材の部分についてはその心配がありません。
重心が手の甲ではなく手の平側に感じられるような軽さです。
軽さも出しつつ硬さもだせるのが人工素材のメリット。
人工素材だから安価になる?
こちらの商品は税別20,000円となっています。
近年の人工物感満載の軟式バットの流れから言えば、とても安価ではないでしょうか。
今後どうなるかはわかりませんが、革を減らすことで価格が落ちるのであれば全然アリかと思います。
やはり見た目の高級感というのはEVAなのでありません、、
気になる耐久性は?
耐久性に関しては正直未知数です。耐摩耗性がどうなのか?すべり込んだ時にどれだけ影響があるのか。
平たく言ってしまえば靴のクッション層に近い素材になりますので、雨や汗にはある程度大丈夫なのではないかと思いますが、平裏は全て天然皮革になっているので手汗の抜けには注意する必要があると思います。
紐が通っている穴が広がっていくのではないか?という懸念が現時点ではありますが、いずれも今後わかってくることなのかもしれません。
このようなグラブを高校球児が使う未来はくるか?
今回ご紹介のグラブは軟式用で限定品になります。個人的には、耐久性がわからないのですが、とてもありだと思います。
人工素材で代替してほしい部分がEVAになっていて強さと軽さを両立させているのではないかと。
この先グラブどう変わっていくのでしょうか?と考えたとき、間違いなく革新的な素材や作りのものが出てくると思っています。グラブは原価と人の手がかかる。
量産品から徐々に、今回紹介したような一部を人工素材にして作りも簡略化させるようなものが発売されていく未来を予想します。
もしかするとこのようなハイブリットグラブが硬式で展開されることも起こりうるかも、、
その時「昔の硬式グラブはよかった」という感想を持ちそうですが(^^;)
野球 ミズノ mizuno 軟式用グラブ オールラウンド サイズ9 軟式用TECH FIRE 1AJGR287106209
野球 ミズノ mizuno 軟式用グラブ オールラウンド サイズ9 軟式用TECH FIRE 1AJGR287102909
限定品となりますのでお早めにお求めください!紐の色を変えるとまたカッコよくなりそうなグラブです☺